飛行機緊急脱出のために守って欲しいこと5選!

2024年1月2日に日本航空機と海保機が羽田空港滑走路上で衝突する事故がありましたね。
ドラマや仮定の話でしかありえないと思っていたことが、現実になりました。

燃え続ける機体と消火活動にあたる消防団。

言葉にならない光景でした。

この事故で、日本航空機に航空機に搭乗していた約400人の乗客乗員は全員脱出しましたが、これは乗務員の指示と、それに従った乗客があってこそだと思っています。

飛行機に搭乗した際、機内の安全や緊急事態に備えた安全情報を目にするかと思います。
また、離陸前に安全確認では客室乗務員から適宜指示があることもあると思います。

これらがどんな意味で、なぜそうやるべきなのか、きちんと理解していれば注意をされて嫌だ、面倒だ、別に良いじゃないか、という思いも抱かなくなりますし、スムーズに離陸準備が整います。

この記事を読んで、飛行機に乗り込んで乗客がすべきこと、そして客室乗務員がなにかお願いをした際には協力いただくことを理解いただければと思います。

目次

シートベルトの効果的な使い方

シートベルトの位置

シートベルトは座席にしっかりと固定されています。
飛行機に乗る前に座席のシートベルトの位置を確認し、どのように装着するかを知っておきましょう。

正しくは、腰骨の低い位置で、ねじれと緩みがないようにしめること。

お腹に当たる位置でしめると、強い衝撃を受けた際に内臓がやられます。

ねじれていた場合は、ねじれている部分に負荷がよりかかり、強い衝撃を受けた際に圧迫します。


客室乗務員になおすように言われたら、しめ直しをしましょう。
言われたくない、言われたら恥ずかしいと思う人は、着席したら左右からベルトを確認してしめましょう。

シートベルトをしめるタイミングは離陸時・着陸時・機長が指示したとき

離陸と着陸時には特にシートベルトを装着することが求められます。
これは予測できないトラブルに備え、万が一の事態に備えるためです。

また、シートベルト着用サインが点灯した場合も、必ずしめます。
これは、航空法で定められているため、正当な理由なくシートベルトをしめない場合は違反行為となり罰則の対象となることがあります。

また、飛行機は気流の影響によって突然大きな揺れに遭遇します。
上空でベルトサインが点灯していなくても、シートベルトは常にしっかりとしめておきましょう。

緊急事態に備えて非常口を知っておこう

飛行機に乗り込んだ際に、自分の席の最寄りの脱出口を毎回把握していますか?
緊急脱出はいつ起こるかわかりません。
飛行機に搭乗した際には、自分の最寄りの脱出口を確認し、もしもの際には素早く脱出できるように備えましょう。

緊急事態に備えよう

飛行機内での非常事態においては、正確な非常口の位置を知ることが極めて重要です。
搭乗前に機内案内を確認し、非常口の位置を把握しておきましょう。

離陸前のデモンストレーションにて安全についての説明があります
着席し安心したところで、寝てしまいがちですが、見逃さないようにしっかりとみておきましょう。

デモンストレーションは座席についているモニターや客室乗務員が演じるパターンが多いと思います。

非常口の開閉方法

非常口のドアは限られた人が開閉できます。
客室乗務員の指示なくして、絶対に開けてはいけません

これも、正当な理由なくドアやドアの開閉装置に触るなどした場合、罰則の対象となることがあります。

翼の上の非常口には、非常口座席という席が設けられています。
ここに座るためには条件があります。
各航空会社、非常口座席に座る条件は異なるので、もし座る場合は搭乗手続きの際に確認しましょう。

非常口の重要性

自分の最寄りの脱出口を把握していないとどうなると思いますか?
緊急事態の時は、おそらく大パニックです。
冷静な判断もできないと思います。

しかし、自分の脱出口さえわかっていれば、どうにか出ることはできますよね。

あえて遠くの脱出口に行ってしまうと混雑したり、そこの脱出口が使えなかった時にまたパニックになります。

緊急脱出の最短ルート

飛行機の中で最も重要な場所、それが脱出口です。
脱出口は緊急脱出の最短ルートを示しています。
脱出口がどこにあるかを知っておくことは、安全な脱出の第一歩です。

事前に非常口の位置を確認する理由

緊急時になると状況は混乱します。
事前に非常口の位置を確認しておくことで、パニックが起きた際でも冷静に行動でき、迅速に飛行機の外へ脱出できます。

緊急脱出の際の基本行動と心構え


今回の、2024年1月2日の事故で、乗客のほとんどが手荷物を持ち出さずに脱出したと報道されています。
これは、とても重要なことです。

大切なカバン、貴重品、おみやげもの…
機内において脱出はしたくないですよね。

ではなぜ、手荷物は持ち出してないけないのでしょうか。

手荷物は絶対に持ち出さない

緊急脱出においてもっとも重要なことは、手荷物を持ち出さないことです。

乗客が、頭上の収納棚から荷物を取り出して脱出しようとしたらどうなると思いますか?
おそらく、全員は脱出できないでしょう。

機内はとても狭い空間です。
それは搭乗時荷物を入れる際にも感じることはできるはずです。
パニックになった乗客が一斉に頭上の物入れを開けたら、逃げ道がなくなってしまいますよね。
また、混雑し、逃げたくても逃げられません。
やっと辿り着いた脱出口が多くの荷物でいっぱいになってしまう可能性もあります。

さらに、脱出口を出るとすぐに滑り台があります。
荷物を持ったまま滑るとバランスを崩し、怪我につながります。
滑り終えた先でうまく着地できず団子状態になってしまい、脱出が滞ります。
あとから滑り降りてくる人と衝突し、大怪我をします。

荷物を持って脱出することはとても危険ですし、自分が脱出の妨げとなることを念頭に入れておきましょう。

周囲の状況を確認

非常事態においては、周囲の状況を正確に把握することが生死を左右します。
適切な行動のためにも周囲を注意深く観察しましょう。

緊急事態において、飛行機のすべてのドアが開放されるとは限りません。
2024年1月2日の事故では、8つのドアのうち3つしか解放できませんでした。
そのうち1つはすぐに使えなくなってしまったということです。

緊急脱出の際は、客室乗務員の指示を聞き、落ち着いて行動してください。
自分でドアを開けようとしたり、他の人を押したりしないように、冷静に脱出しましょう。

隣り合った席の助け合い

隣り合った席の乗客と協力することで、脱出がより円滑に進みます。
お互いに声を掛け合い、連携を図りましょう。

隣の人が、車椅子の人、お年寄りや子連れの人だった場合、一緒に逃げてくれると助かります。
客室乗務員もお手伝いが必要な人は把握していますが、緊急脱出の際にはみなさんの助けがあるとよりスムーズに全員が脱出できます。

緊急脱出後

どうにかして飛行機から脱出できても、飛行機の近くにいては二次被害を受ける可能性があります。

緊急脱出後の行動

緊急脱出をした後は、なるべく飛行機から離れた場所まで逃げましょう
客室乗務員の指示があれば、それに従ってください。

飛行機から離れた後でも、タバコや携帯電話などの使用は避けましょう。
火気厳禁です!燃料が近くに漏れ出ているかもしれません。
動画や写真を撮ってる場合ではありません。
携帯電話やスマートフォンにはリチウムイオン電池が使われています。
事故の大きな衝撃を受け、突然発火することもあるかもしれません。

数人で固まって退避していましょう。
一人でおらず、複数人とまとまって救助隊が来るのを待ちましょう。

飛行機から脱出できたからといって、安全であるとは限りません。
どこで緊急脱出をするかわかりませんよね。

滑走路上だった場合、他の航空機がいます。
街中だった場合、家屋の倒壊に巻き込まれるかもしれません。
水上だった場合、救命胴衣を着用しなければなりません。
さらに、流されないようにいなくてはなりません。
風が強い日では、火災に巻き込まれないように風上に逃げます。

いずれにせよ、客室乗務員の指示に従うことで、安全にかつスムーズに脱出ができることでしょう。
そのために、客室乗務員は訓練を受けています。

まとめ

飛行機は、特殊な乗り物です。
事故が起きる確率は極めて低いですが、1回の事故が凄まじいものとなります。
客室乗務員はサービスをしてくれる人ではありません。
荷物を入れる手伝いをする、飲みのもを提供する、要望に応えることは、本来の職務ではないのです。

客室乗務員は保安要員として、位置づけされています

まず、そのことは頭に入れておきましょう。
そうすれば、客室乗務員が言うとこ、やっていることの意味を考えられるのではないでしょうか。

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